美空
世間では白刃の魔女と呼ばれて騒がれた美人女子大生。
両親に愛され、平穏な日々を過ごしていた中に突如起きたロマンス。
しかし相手は仲間たちとの輪姦を目的に近づいた外道で、美空は彼らに輪姦された挙句、動画も撮られてしまった。

週刊誌やテレビは死体に群がるハイエナのようにあることないこと騒ぎたてて彼女を家族ごと追い込み、世間の好奇の目に晒していく。
当然捕まった彼らの主張は無理がある合意の上だったというもので、その争いで娘が何度も精神的に殺されるのを恐れた両親は示談を受け入れざるを得なかった。
しかしそれもまたマスゴミに騒がれ、一家まとめて社会での居場所を失ってしまう。
結果、両親の無理心中に巻き込まれた美空はたった一人で助かり、祖父亡き祖母の家に身を寄せることになった。
そして祖父母の家にあった一振りの刀に目を留めた美空は、無力感と憎悪に導かれて手に取った。
相当な剣道な実力を持っていた美空は復讐する力を手に入れた瞬間、それだけで頭がいっぱいになった。
殺されても文句を言えないほどのことをしたレイプ犯たちは、美空の誘いにバカみたいに乗り、一人、また一人と白刃の錆びにされていった。

怒りや憎しみや悲しみに突き動かされると言うより、殺さなければならないという強迫観念のようなもので動いていた美空は、三人目もひと気のない所に呼び出して屍に変えようとした。
しかし、一応警戒心を持っていた残りのレイプ犯は三人で待ち構え、二度目の蹂躙輪姦をヤれる口実を手に入れたと歓喜し、返り討ちレイプを目論んだ。
結果、外面だけイキって中身が何もない彼らは相応の罰を受けて無残にこの世を去った。
そして美空は血塗れのまま一人の首を持って警察署に自首し、五人殺しを白状して白刃の魔女と呼ばれるようになった。

その度胸と剣の腕、容赦の無さは無法島でも如何なく発揮される場面もあったが、真剣ではない以上、一閃で倒すのは難しく、また男の慰み者にされそうになるピンチもあった。
そんな時助けてくれたのが、元野球少年の青年だった。

女
美空と一緒に半グレグループから逃げ、行動を共にし始めた女。
自分から争いを起こすようなタイプではなさそうだが、相手を殺すことに躊躇しないメンタルの強さは持っている様子。
かと言ってまともに戦えるような特技がありそうもなく、一度は美空を売ろうとした長いものに巻かれろ主義的なヘタレチャラ男にワンチャンを狙われている。

おっさん
青年と協力し合ってサバイバル生活を始めたおっさん。
半グレ撃退には参加せずに怯えてばかりの気弱なタイプだが、気を失った青年を住居に運んだり、暇な時間に釣りをしたりと、一応建設的な行動をしながら優しさを発揮する。

おっさんが白刃の魔女についてそれなりに知っていたことから、青年も美空の境遇の上辺を知ることになった。
感想
無法島1巻でした。
面白度☆8 ヒャッハー度☆8
ジンボグループが争いの結果、食糧管理の権限をゲットしたとありますが、現状、島に何人生きているのか、他にグループが形成されているのかはこれから明かされていくかも知れません。
注目は、青年がキレたら我を忘れそうなタイプっぽいことと、美空とのロマンスですね。
半グレの襲撃が落ち着いた後で、仲間が増えてからのサバイバル方向の広げ方も少し読んでみたいです。



































