109話
隊長は真希が口にしたダーキニーとは何か訊ねた。
まだ真希を連れて脱出できる可能性を諦めていない隊長は、そのうち助けが来るだろうと考え、その時のためにも情報はあるだけあって損はないという。
真希が撃った弾は太ももを貫いていたが、既に塞がり、歩行に支障はなかった。
真希は素直に、日本では荼枳尼天と呼ばれているインドの女神カーリーに付き従う鬼女であり、教団ではそれになぞらえて教祖に選ばれた少女をダーキニー、少年をダーカと呼ぶのだと説明した。
真希がダーキニーを目指している理由はもちろん、教祖に近づき姉と幸せになるためだった。
丁寧に説明を受けた隊長はなるほどと答え、もう一度ダーキニーとは何か訊ねた。
直後、幻覚に怯えて糞を漏らす隊長は頭がおかしくなっていた。

だから真希は、素直に質問に答えることができた。
あの時、真希が隊長を殺せなかった直後、他のメデューサたちが嘲笑しながら現れ、隊長を連れて行き、戻って来ると彼は壊れていた。
次の儀式で隊長を殺さなければダーキニーになれない真希は、教祖に幸せにならねばならないと言われたのを思い出し、盲目的に信仰の言葉を繰り返した。

一方、羽黒のメデューサたちの家は明かりが消え、明日に備えようとしているところだった。
しかし、羽黒の監視がない今、千歌と小夜子は一つの布団に入り、夕方の続きを始めた。
下着だけで絡み合い、濃厚なキスから始めると、微乳の小夜子の乳房は早々にブラから零れ出し、淡いピンクの先っぽが千歌の肌に擦りつけられていく。

小夜子のキスで毎回頭の中まで蕩ける千歌は今も、キメてハイになったような快感でフワフワになった。
無人島で遭難しかけて盛り上がった時から、二人は隙あらばお互いを求めて乳繰り合っていた。
小夜子の指で膣の中をかき回されると、どうしようもなく気持ち良く、自然と腰が浮き上がってしまう。
自分の指でクチュクチュに濡れ、そんな反応を見せられると小夜子もどんどん愛情が膨らんでいく。
いつもより千歌の反応がいいのは、期せずして外の世界で小夜子と好き放題できているからだった。
それはもちろん、小夜子も同じだった。
責められっぱなしではいられない千歌がモモで股を擦り上げると、小夜子の秘部からもしとどに愛蜜が溢れ出し、下着をぐちょ濡れにした。
一擦りでだらしないアヘ顔を晒す小夜子の方が、よっぽど快感に弱かった。

お互いの蜜壺が十分に濡れそぼっていると分かれば、舌で舐め合うしかなかった。
体勢を69に変え、一滴も零すまいと舌を伸ばす二人。
口周りを汚らしく濡らしながら、頭の中で気持ちイイと連呼して性器をいじくり回していく。
大きな声はまずいと分かっているが、どうしても声は出てしまう。
そんな気遣いになっていない気遣いをされても、古い民家の襖などで喘ぎ声は防げず、隣の部屋の霧子は嫌でも興奮をおすそ分けされてしまう。
思い出すのは、仁奈とのキメセクで処女を奪われた衝撃の体験。
あっと言う間に絶頂に導かれたあの時間と仁奈のイチモツを思い出し、記憶だけで濡れた膣の中に指を挿入させた。

この時、千歌と小夜子もあえて自分の指で自分の中をいじり、仲良く手を繋いでイキ、襖一枚隔てた向こうでも霧子があっという間にオーガズムに達していた。
美依那だけは盛る3人に辟易しながら、耳栓をしてどうにか眠ろうとしていたが、その時、外に何者かの気配を感じ、スッと目が覚めた。
一回イったくらいじゃ治まらない小夜子は千歌に甘え、もう一回をおねだりしたが、千歌はもう普段の千歌ではなくなり、ルーカスの人格に変わっていた。

船上で100%にまで達した千歌は、その身に危険を感じ取るだけで瞬時に発火する体質に仕上がっていた。
もちろん、羽黒のメデューサに襲撃をかけてきたのは教団のメデューサだった。
殺人鬼の人格解放を謳い、さも楽しそうに深夜に転校生の家に遊びに来たのは、委員長の犬養だった。

感想
サタノファニ107話108話109話でした。
タイプの違う新メデューサが補充されると思った矢先に、惨たらしく退場させられるとは思いませんでした。
他にも描かれもせずに何人も死んだみたいですが、懐かしい玲音の再登場はちょっとほっこりしましたし、始末されずに済んで良かったです。
https://www.kuroneko0920.com/archives/63455



































