ファンと乱パ
わざわざ31の地元まで追っかけて外堀を埋めるような感じで両親をぶっ殺した蒙蒙も、また31を追いかけてくると、冷蔵庫で保冷していた父の生首を見せびらかした。
蒙蒙姉妹は生まれながらの異常者だった。
彼女たちが笑顔を見せるのは人や物が壊れて死体になった時だけで、血の繋がった親に捨てられた後、金だけはある好きモノの新しい親に引き取られた後、金の力でどんどん欲望を叶えてもらえ、アイドルになってからは11がその役目を引き継いでいた。
だから11亡き今、仕返しのつもりで31の両親を死体に変えたのだ。
31はキレた。
蒙蒙が雑技団仕込みの体術を使えようが関係なく、馴染んだバールを突き立て、脳をくちゅくちゅされた父と同じ目に遭わせてやった。

そして、プロデューサーをボコボコにして31の居所を突き止めた4が駆けつけた時にはもう、二つの死体が増えて惨劇度を増していた。
蒙蒙はそれぞれ、首チョンパされて脳をいじくられたのと、体中滅多刺しではらわたをいじくられるのとで、完璧に同じ目に遭わされて復讐をされていたのだった。
こうしてかけがえのない存在を失った31は、4の胸で泣いた。
こんな猟奇的殺人事件も隠蔽体質の一言で葬られるあり得ない現実に打ちひしがれた31は、自分がアイドルのせいだと両親が殺された責任を感じ、自分たちのことを後回しにして応援し続けてくれた両親への申し訳が立たなくなり、絶望した。

そんな状態でも、31を狙う者たちは容赦などしなかった。
マイ・フェイバリット・シンズという宗教臭いシスター風ユニットの一員である3は22の指示で病院に侵入すると、院長を脅して31の居所を吐かせようとした。
4と懇意にしているさしもの院長も、孫まで人質に取られてしまっては言うことを聞くしかなかった。

一方、自宅にいた4は31のスキャンダルをニュースで知り、11の遺志を継ぐ何者かが隠蔽せずに捏造情報を垂れ流していることに気づいた。
そして31の傍にいようと家を出たその時、カルト的人気を誇る22の爆弾で吹っ飛ばされて捕らえられてしまうのだった。
マイ・フェイバリット・シンズの22と3は、31と4にファンと乱交パーティーさせ、スキャンダルを垂れ流してアイドル人生を終わらせるつもりだった。

今まで隠蔽作業を担っていたマイフェバによる、自作自演イジメだ。
そして両親も実家の何もかもを勝手に処分されたと聞かされた31はまた絶望。
しかし、今度は消えることのない復讐の炎が燃え上がり、4の助けもあって3に然るべき報いを与えられる機会を得ることに成功した。

全てを奪ったカランドリエ壊滅のため、31は信仰を集める22に立ち向かうことになる。
自爆攻撃、河原で殴り合い、ライブ乱入、パイユニット結成、暗躍する13、お漏らし、新たな脅威…

果たして、どこまでイジメカエせば終わりが訪れるのか…
感想
イジメカエシ。3巻でした。
面白度☆8 惨過ぎる度☆9
現実でもアイドル業界は闇だらけだと勝手に思ってますが、両親までぶち殺されたら、もう31が救われることはなさそうですね。
3巻で終わるものとばかり思ってたので、4巻に続くのは嬉しいサプライズでした。
https://www.kuroneko0920.com/archives/73717


































