
終末のハーレムファンタジア
25話ネタバレ感想
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アルクの祖父の性的な視線を憎み、人間嫌いのまま大人になったフェラリス。
自信満々に水魔法を放ったジョアンナだったが、サラマンダーには通用せず。
セリーヌは我が武具を守ってくれた少女エルフに感謝し、燃え盛る炎の中から少女を助けて出て来た。
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25話
燃え上がる炎、延焼していくエルフの里。
樹状から大火事を見下ろしたジョアンナは既に上着をはだけてブツブツと詠唱し、魔力を高めていく。
ノースリーブの両手の先でふわふわと出現した水の塊。
それは家屋を包み込むほどに大きくなり、エルフの家の全焼はどうにか防いだ。

アルクとセリーヌは一足早くサラマンダーを追いかけ、持ちこたえているエルフたちの元に急いでいた。
駆け抜けながらアルクは、セリーヌが身につけている鎧は商人ユーダーからもらったもので、聖フロリアヌスの鎧は役に立ったなと声をかけた。
その通り、火属性の鎧のおかげで、サラマンダーの業火でも無傷でいられたのだ。

炎に耐えられるのは何とも心強い限りだが、サラマンダーは里を壊滅させんと神樹がある広場で暴れ回っている。
フェラリスたちが応戦してはいるが、ダメージを与えられないエルフたちではそう長く持ち堪えられるとは思えない。
神樹を大事に思っているフェラリスを悲しませたくはないアルクだが、まだ黒竜の息吹を放てるほどに魔力は回復しておらず、自らサラマンダーを仕留めるのはまず不可能。

ならば頼れるのは剣士のキャリアが違うセリーヌの剣技だけ。
サラマンダーを斬れるか問われたセリーヌは剣の柄に手をかけ、修めた覇山流には溜めて放つ大技があると答えた。
それを使うため、時を稼いでいただきたいとギラついた目で頼んだのだった。

一方、里の広場ではエルフたちがサラマンダーの勢いに押されまくっていた。
炎が燃え広がり、逃げ惑う動物たち。
迎え討つエルフたちの武器は弓矢しかなく、鱗で弾き返されるか炎で消し炭にされるか。
全く侵攻を止めることができないが、それでもフェラリスは神樹の前に立ちはだかって弓矢を構えて意地を見せようとする。
しかし男たちは早々に諦めて神樹と言えども命を懸けるほどではないと判断し、フェラリスにも逃げろと促しながら逃げた。

だがフェラリスはそう簡単に割り切ることなどできず、非情な現実に膝をついた。
見上げると思い出されてくる、思い出の数々。
神樹と共に育ち、思い出の多くは神樹と共にあった。
幼い頃に高い枝まで登り、目線の高さで迎えた神々しい日の出。
お昼寝では温かい敷布団になってくれ、友達と一緒に登って飲んだ温かい飲み物。
フェラリスにとって単なる恩恵を与えてくれるだけの樹ではなく、大切な家族でかけがえのないオンリーワンだった。




































