一方、とある山中の遺跡の中。
ラティはキャッツアイみたいなぴったりスーツに身を包んでおり、その後ろには毒々しい角を生やしたビキニパーカーがいて、久しぶりに会った様子。

エルフ仲間という感じではなく、アルクを器と呼んで成長を願っている感じから、ビキニパーカーもラティとアルクのような関係性の人物がいるのかも知れない。
そしてビキニパーカーが気になるのは、アウレリアが死ぬこともラティの掌の上だったのか否か。
その質問には表情が固まったラティは、あくまで彼女の死は誤算で、それでもアルクはきっと乗り越えるだろうという。
訊いておいて答えはどっちでも良かったビキニパーカーは、自分たちの目的さえ果たせればそれでよかった。
龍が封印されている雰囲気満々の禍々しい神殿で落ち合った二人の大願とは、一体なんなのか。

綺麗な三日月が見えるナーガラ領の国境付近で夜営している連中がいた。
この連中こそアルクたちを襲撃した奴らで、討ち取れずに帰ってきたことを襲撃隊長は謝るが、部隊の指揮官であるナイルはグラス片手に、アルゲスからは首を取れとまで指示されてないので問題ないと言ってあげた。

そして邪魔してきた部隊も、エンシュウ家の蛇後家ボーアだと調べはついていた。
ともあれ、アルクもナーガラもこの機にぶっ潰したいアルゲスは、帝国のフリをして襲わせ、更に帝国への憎しみを募らせればそれで良かった。
帝国に喧嘩を売らせ、背中を突いて壊滅に追い込み、主を失ったナーガラ領を接収するというゲスい算段を立てたアルゲスに加え、ナイルも個人的に武勲を立ててカイメイアを嫁に迎え、一国の貴族になりたいと目論んでいた。

万事計画は順調に進んでいると思って高笑いをした矢先、外が兵士の声で騒がしくなってきた。
そう、今度は逆に奇襲を受けたのだ。
しかも相手は変装などせず堂々とトカゲの旗を高々と掲げているナーガラ家であり、アルクが先陣を切って亡き者にせんとしてきたイスティシアに牙を剥き返したのだ。

アウレリアを失い、同盟を断られるし暗殺されかけるしで、もうワニ一家に下手に出るのを止めたアルク。
我が敵はイスティシアにありと号令をかけて鼓舞し、誰も生きて返すなと言わんばかりの殺意に満ちた声で発破をかける。
単なる奇襲に収まらない鬼気迫る勢いで討ち取りに来たアルクを迎えるのは、襲撃隊長の逆毛の男。
大剣を構えて如何にも強キャラ感を漂わせているが、単騎で突っ込んだアルクの一閃で首を刎ね飛ばされたのだった。

この反撃の奇襲こそ、後にカメとヘビも巻き込んで繰り広げられたレプタイル戦役の始まりだった。
感想
終末のハーレムファンタジア32話でした。
ボーアの話が全て本当かはさておき、いきなりぶっ殺された一人が可愛い顔してて可哀想でした。
https://www.kuroneko0920.com/archives/78279



































