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221話

ブルドーザーで開けられた道を、隊員たちは一斉に進み始めた。

 

犠牲を出しながらも撤退作戦成功でトラックが突っ切っていく中、ここに来て志願兵と自衛隊が同じ目的のために命を懸ける仲間として、心を通わせ始めた。

インフェクション
著者名:及川徹 引用元:マガジンポケット

 

 

 

一方エリックは、甘んじて抜けがある自分の作戦を認めながら、もう形振り構わずに自分で食い荒らして糧にしてやると意気込んだ。

 

直後、思わぬ乱入者に狼狽した。

 

 

 

その頃、一人で残って明石を倒すと息巻いている山田のために、関はまたイラついてさっさと乗れとがなりたてた。

 

しかし山田は相変わらずの無表情で、説得に全く応じようとしない。

インフェクション
著者名:及川徹 引用元:マガジンポケット

 

 

そうしてごちゃごちゃしているうちに、碇マンが何やら考えをまとめたらしく、押し潰した車のエンジンをかけ、それに乗って戦車みたく動こうとしていた。

 

筋肉を使わずに動くことで山田の矢の対抗策にしたのかと思われたが、猛スピードで走り出した方向は田畑の方で、そっちには隊員が中でグチャにされて動かなくなった戦車が残されている

 

その兵器を取り込もうとしているのだと分かっても、山田が望むところだとばかりなので、関はもう我慢できずに車を降りると、碇マンなんてどうでもいいし、自分たちの目的は犯人を殺して復讐を果たすことだろうがと怒鳴った。

 

それでも山田はそれを否定して逃げようとしない。

インフェクション
著者名:及川徹 引用元:マガジンポケット

 

 

そもそも山田の目的は復讐ではなく、世界を救うだのもどうでもよく、自分の人生に納得できるかどうかで、明石が変わり果てた時に殺すと決めた以上、何が何でもそれを実行するつもりだった。

 

だから関の復讐心と紗月の恋心にありがたく乗っかって話を合わせ、この状況を逃すまいと一人ででも残ることにした。

 

 

まさかの山田の真意を知った紗月は、どこにも心の弱さを見つけられず、自分では説得できないと悟った。

 

しかし親友のためにこの戦いに臨んだ関も譲らず、山田の前に立ちはだかって明石は殺させないと宣言した。

 

明石があんな形態になったのはどう考えても、山田に殺させないようにするための進化で、化物になろうが親友の最後の願いを叶えないと関は自分も許せなくなる。

インフェクション
著者名:及川徹 引用元:マガジンポケット

 

 

それでも、アーチェリー選手として努力だけを重ねてきた山田は、自分の意思を曲げるつもりはないという。

 

 

あまりの強情さに信じられないものを見た気がした関は、平時の選手時代の考えが、命懸けで共に戦ってきた仲間の願いも無視できるほどのものなのか、疑問でしかなかった。

 

アーチェリー選手としての考えをゴリ押してくるなら、関は明石の乙女心で説得を試みるしかなかった。

インフェクション
著者名:及川徹 引用元:マガジンポケット

 

 

 

そうして言い争っている間に、撤退していた先頭の車が何かと遭遇していた。

 

 

感想

インフェクション219話220話221話でした。

いよいよ明石との真っ向勝負ですが、関が待ちわびる奥の手がまさか、文明の利器とは思いませんでした。

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