211話
当たり前のように関係者エリアに入っていくしげおを追う霧子と瀬里は、マナーのなってないファンを装うため、手早く手土産を買って遠慮なく追いかける。
そのしげおは一座の面々ともすっかり顔なじみらしく、団長にも馴れ馴れしく話しかけて賞賛の言葉を浴びせていた。
その楽屋にいない冬雪は、動画素材を撮るために持っていたスマホで、美依那の素晴らしい舞いを盗撮していた。
人知れず自販機の明かりの前で舞うからこそ、得も言われぬ凄みが感じられる。

そんな舞いが終わったところで拍手で姿を見せた冬雪が突然現れて話しかけてくるので、美依那はもう隠さずに大衆演劇の経験があることを白状した。
ともあれ冬雪と個人的に話せる機会が持てたので、団員がしげおに治療されていないか探ってみることに。
話題はもちろん、二人に共通する大衆演劇について。
既に辞めた者と、稼業だったから続けている者。
冬雪はこういう家に生まれたからこそ、大衆演劇で生きている人生に疑問を抱いているようで、その答えを探る意味と宣伝を兼ねて映像を撮っていた。
そこには座長の父を始め、兄、姉、母、座員など自己紹介のように映っていた。

その中に女性の座員もいたのだが、ある日前触れもなく飛んだようで、この業界では珍しくないという。
そして美依那は、集合写真の真ん中で写っている妙齢の女性に目を留めた。
その人こそ東犀病院の院長であり、幼い頃に病弱だった冬雪にとっては命の恩人で、それ以来、深い繋がりができたらしいが、美依那にとってもしげおと違って心が温まる相手の様子。

その無料の治療をしてくれるきっかけになったのが掛け合った母で、冬雪は美しい母親も自慢に思っているという。
その話題に乗って美依那は東犀病院との関わりを深く掘り下げたかったが、休憩が終わって芝居が始まる時間になってしまった。
その頃、息子に自慢に思われている美しい母の結実は、しげおとゲスな浮気セック〇に耽っていた。

夫や座員が客を楽しませている間、我が物顔で楽屋に入って来るお得意様と不倫するのは、一体いつからのことなのか。
褒められた壺の蜜がまとわりつく肉棒も丁寧にお掃除フェラしながら、フィニッシュに導こうとするさすがの子沢山な人妻。
こんなゾクゾクする状況でドクドクするフェラをされながら、ゲスは男だろうと美しければ構わず、冬雪ともヤラせろと母親に頼み、金に物を言わせようとする。

さすがにそれは母としてか拒否し、生臭い白濁液も臭い移りしないように結実が吐き出すと、それ以上に漂う椿の香りがしげおは気になった。
こうした出番ギリギリまで不倫セック〇を楽しんだ二人が出て行くと、衣装に隠れていた霧子と瀬里も顔を出し、二人が言ったように臭いが気になったが、香水に紛れた別の何かがだった。
発生源の大きな箱をすぐに探り当てて開けてみると、中には塩漬けで腐敗を遅らせているのか、飛んだとされている女座員の遺体が詰め込まれていた。

果たして既に誰かがメデューサにされているのか、直後、霧子は後頭部を思いっきり殴られた。
感想
サタノファニ209話210話211話でした。
パッと見はスレンダーなクールビューティーに見えますが、やはり美形イケメン。
そして新たに動き出す、旅一座殺人事件の面白そうなこと。
「サタノファニ」ネタバレ最新212話213話214話。ドクズが幅を利かせる街…キャバ嬢も手マンを拒めない有罪野郎!



































