そして経験者の匠馬はといえば、やはりレベルが違う泳ぎをしているのだが課されたハードルが高いせいで、むしろ一人だけ達成できないかも知れない進捗状況になっていた。
だから睡眠時間を削る選択を取るのも仕方なし、美少女二人が眠る脇を通って再びプールに戻り、コソ練に精を出し始めた矢先、追いかけてきた魚梁瀬に見咎められてしまう。

しかし課題を出した張本人が彼の努力の邪魔をするわけがなく、Tシャツを着たまま飛び込んで透け水着を披露しながら、いたずらな笑顔と魅惑的な惚れるしかない台詞をぶちかますのだった。
二人だけの秘密と上目遣いと吐息が届きそうな距離。
二人で秘密特訓した後は、プールサイドでちょこんと座り、魚梁瀬が兄に対する好意は家族愛ではなく男性に対するそれだったと打ち明け、それがどれだけ本気の恋だったかを示すように、髪から滴り落ちる水ではないものを涙から流して見せた。
そして涙に濡れた蠱惑的な表情に我慢できなくなった彼は、思わず強く抱きしめて唇を近づけていた。

彼のコソ練に気づきながらあまりに帰りが遅いから心配になって見に来た御子柴は、水着で抱き合う二人を見て間抜けな声が漏れてしまう。
119話
二人の唇が触れ合う直前、息を荒げる御子柴に気づいてパッと離れた。
頬を真っ赤に染めた魚梁瀬が慌てて走り去ると、彼は訊かれる前に体力作りで魚梁瀬に見つかってごにょごにょと、言い訳でもごまかしでもなく繰り出す。
すると御子柴は、槍人になれているのだから槍人として生きていけばいいと促した。

聖女機関と対立して勝っても、この崩壊した世界で何ができるのか。
藤代さえ負けた今、槍人になって得るものは得て失うものを受け入れた方がいいだろうと諭した。
そんな道を示すのも、魚梁瀬に惹かれているのが嫌でも分かっているから。
そこを突かれた彼は全く誤魔化せずに里桜がいるだのと自己弁護しようとするものだから、御子柴は不意打ちのキスと勢い任せの愛の告白もぶちかましたのだった。

槍人生活を促し、告白までしたのは彼とヤレるポジションを手に入れるため。
一番は諦めても特別枠にでも収まりたい健気な女は、魚梁瀬に密着して昂っているはずの下半身に訴え、彼はその通りに水着を突き上げた。

匠馬は仲間二人への申し訳なさで理性を働かせようとしていたが、同時に火室も負けじとチン〇を突き上げていた。
隠れショタコン朝霞の騎乗位マッサージを受けているのだからむべなるかな、顔に似合わない立派な勃起に気づいた朝霞はもちろん、同級生とヤルのに遠慮はしなかった。



































