23巻
激ヤバメンヘラ女漫画家の動画は1億にも跳ね上がったが、町谷はぽんと買ってほくそ笑んだ。
視聴料だけで100万、それでもどんどん閲覧回数が増えていったその内容は、メスになった彼女と痛めつけられながらもギンギンに勃起した編集との、急激なイチャイチャ初セック〇への導入。
父親のしか見たことがないというウブな眼鏡女子に見られ、そそり起たせる禁断の好意を寄せる編集者。

初めてのチン〇、手コキ、好きな相手…
嫌がりながらも初体験の連続で濡れまくっていた彼女はおっぴろげられ、もはや素人ものAV。
そしてここからが本番というところで、艶めかしい彼女の痴態で動画は終わり、実に後引く締め方だった。

予告では大いに期待させるあらましとタイトルがつけられ、勢い任せの視聴者がこの投資に殺到するだろうことが予想された。
瞬く間に火が点いたDTC投資と、女漫画家をパクった模倣動画の数々。
中身の質が低くても売れまくったのは、ゴミでも価値を見出して買ってしまうバカと、そのゴミで一攫千金を狙うクズが無数にいるからだった。
そんなクズとバカでできた夢を覚まさせるため、町谷はDTCを潰す行動を起こした。
女漫画家と編集を拉致った町谷たち。
そしていよいよ公開された、Vlogシリーズ最終話の内容とは。
がっつりヤリまくった後、絶望を描きたいと言い出した彼女は、新人作家を絶望させる編集たちこそ絶望させたいと、彼の仕事場に行きたいと求めた。

そして覚悟を決め、彼は反逆を、彼女は恨み辛みをぶつけに編集部に乗り込んだが、それは町谷が仕込んだ流れに乗っただけだった。
待ち受けるジャスティスメン、お面を被った編集者たち、戦隊ヒーローよろしく予定調和のアクションを繰り広げる女漫画家と彼。

しかしクレイジーラスカルにあっさり返り討ちにされ、拉致られてどこかの廃倉庫に。
編集としてあるまじき担当作家とのガチ恋愛をしてしまった彼には、ヤクザも泣き叫ぶ激烈な罰が執行。
彼が男として不能にされないために、彼女の献身的な愛が試される展開に突入。
ジャスティスメンの極悪巨根がぶち込まれるか、綺麗な顔がぐちゃぐちゃにされるか、それとも…

結果、DTC参加者たちはまさかのオチに絶句する。
そして新章は政権与党と大企業連合、カルト宗教、財務省、宗主国との癒着によりおよそ30年も続く不況で特に若年層が飛びつくようになってしまった、闇バイトに斬り込まれていく…

24巻
儲け話に飛びついて集まった、手っ取り早く金が欲しい連中。
次なるデッドチューブは闇バイト、通称Dバイトで犯罪行為をして、大金を手に入れるというものだった。
狭い一室、スピーカー越しに指示を出す黒幕。
一つ目のロッカーには多種多様な武器になる得物、二つ目のロッカーには一億円の現金、そしてこれを開けたら後戻り不可の三つ目のロッカーには、ナイススタイルの美女の遺体だった。

参加者の一人、アイドルオタクによればミナノ☆アイという飛ぶ鳥を落とす勢いで人気を増していた地下アイドルで、メジャーデビューという表舞台に立つ寸前で消息を絶っていた。
町谷を含め、彼らに任せられた仕事はミナノ☆アイをバラバラにして持ち帰り、各々で処理することだった。
つまり殺人の証拠隠滅、遺体損壊、遺体遺棄の罪を背負うということに加え、人体を切り分けるおぞましい体験もしなければならず、忠告通りに見てしまってからの拒否権はない。
ゴタゴタは結局、一蓮托生だと理解することで収束し、誰が切り分け誰がどこを持ち帰るかの段階へ。
結局、真っ先に覚悟を決めて大事な子のために金が必要なスカジャンチンピラの忍が嫌な役目を負って頭部を持ち帰ることで、一番多く報酬を得ることになった。

持ち帰る部位で差をつけ、切り分け役が更に多く得る、まさに労働の対価。
こうしてとある殺人事件の片棒を担ぐ闇バイトが行われている頃、他の会場でもDバイトの説明が行われていた。
集められたのはミナノ☆アイファンクラブメンバー、そこで流されたのは彼女がどうやった芸能界の闇に搾取され、葬られたかの胸糞悪い一部始終。

キラキラした世界で成り上がりたい夢見る美少女の気持ちにつけ込んだ、下卑たおっさんたちの性欲にまみれたおぞましく醜悪な行為。
権力を金を手に入れた人間はどうしても、一定以上は醜悪な人格になってしまう人の業。

特に性欲に支配された猿共は人を止めてただのリビドーを発散するだけの化け物になり、そんな奴らにハメられたミナノ☆アイはキメセクの果てに殺された。
その犯罪の証拠と解体作業の様子が繋げられてファンに公開された結果、殺人隠滅側のDバイターはファンDバイターの復讐の対象にされてしまう。

どっぷり沼にハマったドルオタは、推しの為なら金はもちろん人生も捧げる覚悟ができている者たちばかりだった。
そしてまた、新たな人気地下アイドルが性欲モンスター共の毒牙にかけられようとしていた。

25巻
闇バイトの一人、黒巣ネネコを推しているガチオタおっさん。
推しがAVデビューしても決してオカズにしないと言い切るが、結局、ドエロい姿を見ればおっ立ててしごいてしまうその他大勢の男と一緒になった。

熱いパフォーマンスでメジャーデビューを控えていたというネネコが、なぜおっさん共に囲まれる作品に出たのか。
そして散々抜いて賢者タイムに入ったガチオタは、ヤラれ疲れてぐったりしているネネコの様子に違和感を抱き、町谷に判定を頼んだ。
そして町谷の見立てでも、実はインテリで頭の回転が速く腹黒さも併せ持つ計算高いネネコは、仕方なくセック〇しているだけだろうと分かった。

町谷がネネコ救出に乗り、真城にも参加してもらうことを決めた頃、芸能界の深淵に落とされたネネコはまた闇バイトに参加した金に困った4人の前に半殺しの状態で晒されていた。
そう、今回のDバイトは殺してから遺体損壊するという、大きな一線超えを求められた。
金のために人を殺す。
それぞれに事情があり、それなりに同情できるものがあれば自業自得でしかないクソみたいな理由。
前回は日和ってお零れに預かっただけのゲーマーは、いよいよゲームにも逃げられなくなって今度は金さえあればという思考回路になり、今回は殺人も厭わないと鼻息が荒い。

案の定、集められたオタク集団は今回、黒巣ネネコ殺害犯を探せと指令を受け、ガチファンのおっさんが情報源としてリンチに追い込まれる。
そこで真城の登場となり、暴力には暴力で対抗するいつもの構図に。

一度はDバイトに参加したことから、おっさんから黒巣ネネコ殺害犯の容疑者情報が共有された。
それは喧嘩自慢のチンピラ、忍と駆の若い二人だった。
ヤクザか何かに脅されて大金を搾取されている忍の情報が出回り、まずミナノ☆アイのファンが襲撃に走った。
さすがにそこらのオタクに後れは取らない忍がヤバい橋を渡って守る相手、それはまだ幼さの残る輝沙羅という性に興味津々なお年頃の美少女。

過去に輝沙羅を守るために大きな罪を犯した忍と、また大罪を犯そうとする忍を止めた輝沙羅。
結果的にDバイト主催者側から金を奪うことにしたDバイターたちの頼みの綱は、奴らに接触してまだ生きている黒巣ネネコただ一人。
忍のシフトチェンジに乗ったDバイターの一人、高齢者に足を突っ込んでいる通称課長が大金を求める理由はシンプルにもう少し長生きするため。
必要な金額はまさに法外な額で、もう諦めかけた課長は悔いが無いように人生初の女体を知ることにした。

とは言え風俗嬢、されど風俗嬢。
課長は歓喜し、勇気を出した一歩が思わぬチャンスを呼び込んだ…

26巻
課長は思い出した。
女生徒に幸せな時はいつか聞かれて答えたら、ボロクソの否定されて実は裏でバカにされまくっていたことまで聞かされ、人生まで否定された悔しく悲しい教師人生の最終盤を。
運営側に巨額の金で裏切りを促された課長に呼び出された忍らは、待ち構えていたドルオタでもない運営側の襲撃犯に襲われるが、それを救ったのもなぜか課長で、更に裏切りを持ちかけられたことも白状した彼は銃口を忍らに向けた。
その後で同じ場所に町谷らも呼び出されるが、彼はちゃんと真城という最強のリスクマネジメントをしていた。

危うくボコボコに殺されかける課長だが、ネネコと忍らが姿を現して説明し、課長は運営側に寝返ったフリをしただけだと分かった。
課長は冷静な状況判断で運営側は信用するに値しないと論理的に導き、やはり忍らと共にクズ共から奪う側についた。
そしてネネコの生存に歓喜したガチオタも、これ以上アイドルの犠牲者を出さないため、ドルオタのプライドのために戦うことを決めたが、町谷と真城の全面協力が必要不可欠だとも本能的に感じ取った。

課長が人生の最後の願いも打ち明けて一行の絆がグッと固くなった頃、黒幕はもう一人スパイがいることに安心しながらまたキメセクを堪能していた。

町谷が確信的に裏切り者がいると察する中、課長の自分を囮にした作戦を開始。
その最中、町谷の直感を信じた忍が裏切り者探しとしてまず運送屋を疑い、その疑いを大きく下げた矢先、変態爆弾女が現れた。

彼女も運営側に弱みを握られた被害者らしいが、彼女は課長諸共一行を吹っ飛ばしに遣わされた捨て駒に過ぎないようで、やはり裏切り者が作戦の情報をリークした証拠でもある。
そして爆弾女に気を取られている最中に課長は本当の刺客に襲われ、出会って間もないが強い絆で結ばれた男たちに最期の言葉を遺して逝ってしまう。

非業の別れ、黒幕を知らない様子の爆弾女。
犠牲者だけが増えたが、町谷と忍は状況的に下手人は内部犯だと確信し、忍はツレの駆でほぼ間違いないと疑った。
そこで町谷は黒幕まで辿り着くまで、自分たちでアイドルをプロデュースして囮にする作戦を発案し、その役目に輝沙羅を選んだ。

確かに清楚で可愛いが、黒幕に辿り着くための特別な魅力が彼女にあるからこその人選だった。
その為にもう一人、活躍しなければならない者がいた。
全員ドン引きの作戦をサクサク進めていく町谷は、同じ被害者だが課長の死に関与した加害者でもある爆弾女にもたっぷり活躍してもらうつもりだった。

弱みを握られている彼女は、顔や名前を変えて別人になれるのなら大助かり。
町谷の作戦もそうすることが必要、ただし既に死んだ人間、ミナノ☆アイを演じてもらうため、彼女の生首を持っておぞましい笑みを見せた…






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