
血を這う亡国の王女1巻
ネタバレ感想
血を這う亡国の王女のネタバレエログロ画像、漫画最新話、感想、あらすじ、結末、無料で読む方法を紹介。
作・我妻幸。
隣国に攻め滅ぼされた小国の姫の、屈辱を噛み殺しながらの復讐譚。
血を這う亡国の王女1巻
バタリア王国の姫として生まれたエビータは、平和に穏やかに日々を過ごしていただけなのに、ある日突然、隣国のハリ王国から一方的に攻められ、流れ流れて娼婦にまで落ちてしまった。
現在、娼館が集う娼館街サンミサの中でトップの人気を誇るエビータは、称号的な名前のプリシラを名乗っていた。

今夜の客は次期国王と自称するマルセルという醜く太った男。
こいつを満足させれば一つ望みを叶えてやると持ちかけられたプリシラは、男の中では有名人で客に困らな人気娼婦。
一国の姫からそんな身分に堕ちても踏ん張っていられるのは、家族が犠牲になって自分を生かしてくれたからであり、憎しみと怒りとこの屈辱を復讐の決意に替えているからだった。

マルセルをおだてていい気分にさせ、懐いている風に見せ、少し天然で世間知らずな可愛さも演出して油断を誘っていくプリシラ。
サンミサ娼館街で働く女の過去は問われないからこそ、プリシラのような貴族でも顔が知られぬ限り、何食わぬ顔で娼婦でいることができた。
しかしバタリア人だと知られれば命の保障はなく、一見は平和に見える女の園も単なる性の家畜小屋なだけだった。

今日もどこかから攫われてきたらしい少女が娼婦にされそうになっている場面に出くわし、マルセルが容赦なく鬼畜さを露わにした一部始終を隣で見させられたプリシラ。
つまり同伴できるほど、心を許されている所まで来ており、それを利用して尤もらしい理由をつけ、復讐すべきハリ王族の名簿をマルセルに持ってこさせることに成功した。
酷い境遇になっても諦めずに生きてきたのは、母の最期の言葉に従い、希望と憎しみに変えてきたから。
殺し、生きなさいという言葉を胸に。

その日、マルセルが油断し切っているところに不意打ちを食らわせて拘束したプリシラは、豚が目を覚ましてから素性とハリ一族への復讐が願いであり、おだてるだけで簡単に騙されたバカさ加減への感謝を伝えた。
往生際悪く叫び、店内の娼婦に助けを求める豚。
それはまだ手順が違うので、もう一回悪魔になることにしたプリシラ。
そのため、歯抜き器で豚チン〇を掴み全力で引っこ抜いてやった。

これでガチ怯えした豚の足の縄を解いてやると、一目散逃げ出して店の真ん中で喚き散らすが、そこがわざわざ逃がされた意味を考えられないバカさの上塗り。
ここの娼婦は全員バタリア王国の生き残りで、エビータの復讐に共感同意し、負けない憎しみを抱く女たちだった。
豚は屈強な男好き門番に犯されるくらいならと死をせがむが、亡国の姫は予定を変えてまだ豚を生かし、死より辛い生き地獄を味合わせてやることにした。
