翌日、騎馬戦でも敗北を喫していよいよ飢え死にが現実的になってきた男たちは女性陣に交渉を行うが、やはりゲス鎌田の悪行により彼女たちの協力を取り付けることは叶わなかった。
誰より怒っている恵那は、ちゃっかり手に入れていたスタンガンで近づく男皆昏倒させる意思を示したのだった。

自分のせいで女性陣の敵対心を増幅させ続けている鎌田は鋼のメンタルで、また作戦があると言い出した。
童貞のくせに相変わらず上から目線の自信たっぷりな態度で処女とは何かを説き、段階を踏んで惚れさせればいいと提案した。
ようやく、まともで正攻法な案だった。

自分たちはホスト、向こうは金だけはある風俗嬢。
そんな例えでさも自分はモテていたみたいな雰囲気を出した鎌田が、女性陣に仕掛けさせるのに選んだのは、巨根の原田だった。
どんなプランを考えているのかは焦らしつつ、その自信がどこから来るのかは明かした。
鎌田の女の知識に対する自信の源は、S〇A!という雑誌だった。
鎌田はまず絢美に目をつけ、風祭を偵察に送った。
結果判明したのは、絢美は元アイドルで、今も当時からの日課のランニングを朝夕欠かしていないことだった。

それを聞いた大河原は、自分が見たものが元だろうがアイドルの生乳首だったことに歓喜した。
鎌田はさっそく、雑誌で仕入れた知識から絢美陥落計画を練り上げ、自分は何もしないスタンスで原田を派遣した。
言われるまま原田がさせられたのは、波打ち際で佇み、そこにいる海亀とよく分からないが一緒にいるというシチュエーションで、当然絢美は理解できない光景に引いた。

処女の何たるかをドヤ顔で語り続ける鎌田は、不良が捨て猫を助けるギャップを参考にしたらしい。
マッチョ、動物、生まれるギャップ。
しかし原田は濡れてないと逆に危ない海亀に、濡れて可哀想にと語りかけ、更に引かせた。
鎌田のクソみたいな知識に従うだけの原田は、年収1500万、高級マンション住まい、趣味はドライブ、好きな音楽は基本ジャズと急に語り出し、また引かせる。

そして極めつけに、これでもかと脈絡ないポージングで筋肉を見せつけた。
次々と引かせていることに気づかないまま、鎌田が支持した最後の仕掛けはまた脈絡ないシング・ア・ソング。
この異常性に男の中で気づいているのは、藤代だけなのが辛かった。
処女はバラードに弱いという根拠のない憶測は、また絢美を引かせる結果を生み、さすがにもう離れられることになった。
その時、後ずさった絢美は岩に気づかず躓いて倒れてしまうのだった。
思わぬハプニングに一先ず歌を止めた原田は、一応持っていたハチマキで応急処置をしてあげると、ようやく自分の言葉で語り始めた。
元警官で過去にもスポーツ歴があるから、応急処置程度はできるのだと。
まともな会話にやっと興味を示した絢美がそのスポーツは何かと訊ねると、まさかの卓球という筋肉要素のないもので驚愕した。

すると絢美も、スカウトされてアイドルをやっていたことを打ち明け、辛いこともあったが軌道に乗って楽しい日々だったという。
しかし、某アイドルと同じく仲間にでも売られたのか、過激派ファンにレイプされかけるという恐怖体験をし、男性恐怖症になったのだった。

レジスタンス所属も、単純に男と関わらずに済むと思ったからだった。
鎌田の計画には全くなかった、お互いを知る自然なトークは、余計なことをせずに時間をかければ心を通わせることも十分可能に見えた。
原田と絢美の関係をきっかけに、男女の垣根がなくなる。
そうなりそうだったのに、全てをぶち壊す鎌田は絢美に襲いかかり、彼女のトラウマを呼び起こしたのだ。

感想
デスラバ66話~73話でした。
この感じを見ていると、さやかは自分を押し殺して役に徹しているのか記憶を封じられているのかどちらかだとして、異常な身体能力の謎は薬の副作用っぽいです。
いつ鎌田に天罰が下るのか、乳首で人判断をした藤代の目は信用できるのかなど、気になる点が増えてきました。
https://www.kuroneko0920.com/archives/60849
https://www.kuroneko0920.com/archives/18503



































