大義名分を振りかざす鬼原たちの甘言に協力。
こみ上げる後悔、誰も信じられなくなる新事実、テロリストグループへの参加。
もう彼が出発してしまってから絵理沙は咽び泣き、謝罪の言葉を繰り返した。

一方、籠の中の鳥でい続けている美來は規則正しい生活を送っていたが、自由からは程遠かった。
食事の後の調整の時間になれば、メディカルマシンのようなカプセルに入り、普通の人とは違う体をケアしなければ美來に長い未来は訪れなかった。

鬼原たちが犯した悪魔の所業を眺めたクロエは、こうして内臓や脳へのダメージを緩和しなければ生きられない美來の不遇の人生を慮ると共に、鬼原を責めた。
急激な身体の成長と脳に知識を詰め込まれた弊害。
人類のためだと言えば押し通せる気がしている鬼原の反論などスルーするクロエは、美來の名前の由来にも見当がついているので指摘してみた。
美來=ミラ=ミラー、つまり鏡。

図星を射抜かれた鬼原が言葉もなくリアクションで正解を示すと、クロエはしてやったりとばかりに、誰かに聞かせるように美來の生まれた理由を言い放った。
絵理沙のクローンの美來は、オリジナルの代わりに怜人に抱かれて子供を孕むために生まれたのだと。

感想
終末のハーレム74話75話でした。
ここまで科学文明が発達してれば、既存の病気は大抵治せそうな気もするので、絵理沙が不憫ですね。
ともあれ、ようやく怜人も童貞を捨てられたようでおめでとう。
美來の正体はもう深く考えないようになってましたけど、初期段階からの予想通りだった気がします。
https://www.kuroneko0920.com/archives/66123
https://www.kuroneko0920.com/archives/21073



































