14話
犬田の腕を掴んで引き止めたカンナは、ジッとねだるような上目遣いで見つめ、目を閉じて唇を突き出した。
そういう行為を取り締まっている側の人間にあるまじき求愛行動に、犬田は何とも言えない表情で見つめ返す。

そして妻子がいる身の男は部下のおねだりに指二本を返し、求愛を仕事への覚悟と受け取った感じで折れ、今後も任務を任せることにしたのだった。
愛へのお返事はいただけなかったカンナだが、彼の役に立てるのなら気持ち良く返事することができた。
一方、学校の美術室にいた壇田は激しく息を乱していた。
多くの童貞を虜にして食ってきた裸体ではしたなく机に寝転がり、その上でウチュラは騎乗位ポジションを取っていて、更に夥しい体液が飛び散っていた。

美術室で普通に作業している時にウチュラが入って来たので、堂々と迎えた壇田はまた同じ目に遭いたいのかと思ったものだったが、今は完全に正反対の立場になっていた。
特に乳首は超絶敏感になっており、ちゅぱっと吸われればまだまだイケるし、性感帯に詳しいウチュラは腋責めも織り込んで羞恥心も刺激していく。

乳首からの腋、首筋から耳。
スパイシーな香りなんて言われたら聴覚でも感じさせられ、耳穴に入り込んでくる舌先のねっとり感で壇田はまた大きく絶頂を迎えた。
気持ちいいことがしたいだけだと語るウチュラは、CMに出れるような爽やか清純さは一切なく、まさに本格演技派女優だった。

そして、同じ目的を持った友達の彼女といい雰囲気になった気がした光は、頼り甲斐があるのを示すためにギュッと手を握ったまま、一つの傘に入り、あの倶楽部に赴いた。
さっそくオーナーに会わせてもらって斯波の居所を訊ねるが、そんなん知るかいなと吐き捨てられてしまう。
しかし隣の部屋に通じるドアからは、明らかにヤっているパンパン音が漏れ聞こえてくるので、光は斯波が快楽に身を委ねているのかと思って突入しようとするが、ゴメスがお楽しみ中で次は殺されるぞとオーナーに脅され、あのガチムチマッチョにガチギレされた恐怖が蘇った。
しかし、それでも光は友のため、勇ましく扉を開けた。
そして斯波を発見したのだが彼は全裸で手足を拘束され、バラエティに富んだ女性たちに搾り取られまくった後だった。

ちゃんと縛られた使用済みゴム、肉棒のなれの果て。
光が斯波の解放を求めると、オーナーは満面の悪人面で交換条件を持ちかけた。
感想
アカイリンゴ12話13話14話でした。
こんなに事あるごとにイキり倒す人間になってしまったのも、特にママの教育の賜でしょうね。
それをうまく転がしてゾクゾクする優は可愛いですが、男の趣味が残念すぎてそこも可愛いです。
https://www.kuroneko0920.com/archives/75903


































