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40話

大迫の先走った行動でシデムシからまだまだ逃げ切れない睦美一行。

 

森を抜けた先にあったのはウォータースライダーで、ゴムボートも用意されていたので急いで乗り込んでいく。

 

巨蟲四匹も迫っているのに三人が乗り込んで睦美一人で押し出そうとするものだから、さすがに重くてなかなか進まないのに誰も手伝おうとせず、あわや睦美が真っ二つになりかけるとこまで追いつかれる。

大巨蟲列島
著者名:藤見泰高 引用元:大巨蟲列島40話

 

 

ともあれチューブの中に滑り込み、後は流されるだけの水任せ。

 

シデムシは我先にと突っ込んだのは良いが、元来泳ぎが得意ではなく、轟々と流れる水に濡れまいと両端に足を伸ばしてブレーキをかけながらの滑降となっていく。

 

睦美たちは下まで滑り降りると、素早く出口にボートを詰めて塞いで即席の水底にし閉じ込めた。

大巨蟲列島
著者名:藤見泰高 引用元:大巨蟲列島40話

 

 

もちろんゴムボートを無理やり押し込んだだけの物が長くは持たないと思い、今の内に距離を稼ぐだけだった。

 

 

 

一方その頃、甲斐たちはファミレスで祭り会場の生き残りであるマスゴミにこれまでの恐ろしい体験を話し、睦美のおかげで多くの命が救われたが、彼女を蔑ろにしたことで助からなかった命もあったことも明かし、真実はやるせない涙を流した。

大巨蟲列島
著者名:藤見泰高 引用元:大巨蟲列島40話

 

 

聞いていた同じマスゴミの峰岸は立ち上がると真実に敬意を表し、カメラマンとリポーターにこの情報を信じるか信じないかあんたら次第だと促した。

 

リポーターの女性は自分で判断せずに局に窺おうとするが、カメラマンはモンスターパニック映画な内容に体が震え、やりたくもない仕事に身体を張ってきた彼女の鬱憤を刺激し、自分たちで手柄を独占してやろうと唆しにかかる。

 

大勢が死に、今も犠牲者が増え続けている巨蟲パニック。

 

まだいつ誰が死んでもおかしくない状況だと理解してないのか、それとも戦場カメラマンの経験が危機感を麻痺させているのか。

大巨蟲列島
著者名:藤見泰高 引用元:大巨蟲列島40話

 

 

とにかくじきに政府やら自衛隊がしゃしゃり出てきて島内にさえいられなくなると踏んだカメラマンは、大スクープを手に入れられるのは今の内だけで、テレビ局や政府が絡んできたら巨蟲の真実は隠されると見越していた。

 

だからこそ権力が手を出してくる前に事実をカメラに収め、ネットなりで流せば隠蔽は不可能となり、全世界の知るところとなる。

 

その熱い野望で彼女が思い出したのは、後輩がPに股を開いてポジションをゲットし、自分を嘲笑っている密会セック〇を目撃した時のことだった。

大巨蟲列島
著者名:藤見泰高 引用元:大巨蟲列島40話

 

 

所詮、男は性欲の捌け口になってくれる都合のいい女を重宝し、仕事にマジメな女は適当に飼い殺すだけ。

 

その時の悲しみと怒りを思い出した須藤はカメラマンの話に乗った。

 

その矢先、店員さんが床下からの不気味な物音を察知し、ファミレスにも地獄が侵蝕することになった。

大巨蟲列島
著者名:藤見泰高 引用元:大巨蟲列島40話

 

 

床が崩落したのは、店の地下部分におがくずが敷き詰められた地下道のようなものが出来上がっていたからだった。

 

 

感想

大巨蟲列島39話40話でした。

マイクロビキニをプレゼントなんて変態カップルみたいなコミュニケーションで友情を深めるなんて、お幸せにと願ってあげたくなりますね。

迫田かジュリアのどっちかは退場しそうな気配が漂いますが、このメンバーは生き残って欲しいです。

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