あまりに凄惨な光景でショックが大きく、震えが止まらないまま廊下に出た新垣。
天井にカマキリが張り付いているなど気づかず、飛び降りてきた音に驚いて腰を抜かしてしまう。
最早これまでかと思われたその時、斧を装備した木田が間一髪、助けに現れた。

涙、鼻水、涎を垂らして回らない呂律で新垣が感謝すると、睦美と双子も到着し、カマキリとの激しい戦いが始まった。
斧を叩きつけられてもさしてダメージを受けないカマキリVS木田。
更に幼体二体も騒ぎを聞きつけて現れると、斬撃より打撃が有効だと教わった双子はトンファーを装備して応戦に入った。
それぞれ一人で一体を相手する勇ましい戦闘だが、鎌を防ぐので精一杯な状況。

起死回生の策を練る睦美は、狭さから投網は難しい、階段を駆け上がってもすぐ追いつかれると判断し、もう一つの方法を試してみることにした。
取り出したのは夜間採集で同行者に虫の位置を教えるレーザーポインターだが、それを数十もの水玉模様が出る星空モードに切り替えて天井に映し出した。
一見、ちょっとした雰囲気作りでしかないが、猫が光を追いかけてしまう習性と同じやり方だった。
教室にいるカマキリの注意を引き、先生を放して引き寄せられたのを確認した睦美は3人に壁に張りつくよう指示し、一気に廊下に飛び出させた。
そして廊下にいたのと教室から飛び出したのが見合い、あっという間に共食い大喧嘩を始めてくれたのだった。

この間に保健室に避難したいところだが、廊下の突きあたりのドアの向こうの外から、巨大成体が覗き込んでいた。
幼体たちの争いを見た成体はもの凄い勢いでドアをぶち破り、重戦車の如く侵入してきた。
これで保健室に入る余裕がなくなったことで、睦美は体育館に逃げるよう指示し、保健室内のメンバーにも外に出ないよう呼びかけた。

成体は幼体を一瞬で蹴散らすほど、破壊力が段違いだった。
しかし睦美は逃げずに、刻に体育館の扉を開いてと指示してから送り出し、成体と対峙した。
保健室から遠ざけるため、睦美は勇敢に一対一での誘導を試みるのだった。

感想
大巨蟲列島13話14話でした。
今のところ、島人のほとんどがどうしようもない奴らばかりですが、先生は最高にイイ人なので何とか助かって欲しいと思った矢先、過去最高に残酷な殺され方で退場したのは予想外でした。
それと、モヒカンの沢田も京介たちを諫める人格者でいて欲しいです。
https://www.kuroneko0920.com/archives/72429



































